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  • Shohei Ogura
  • 2021年11月13日

装置が超高真空になったので実験を始めました.予定より真空が悪いので改善したいところですが,卒業研究の締切もあるのでとりあえず実験を先にすることにしました.写真は昇温脱離法という実験中の真空内部の様子.しばらく使っていなかった試料でクリーニングに時間がかかりましたが,ようやく期待していたデータがとれ始めました.大阪大学から借りた装置もひととおり動いていて,装置が故障しなければ卒業研究のデータはとれそうな感触です.そういうことを言うと装置が故障するので油断せず慎重に実験したいところです.

  • Shohei Ogura
  • 2021年10月29日

実験に使う超高真空を作るためにはベーキングという作業が必要です.真空容器の内側についている水のせいでポンプで排気しただけでは圧力が下がらないので,真空容器全体を加熱してその水を取り除く作業がベーキングです.熱したフライパンに水をたらすと蒸発してなくなるのと同じ原理です.真空容器にヒーターを巻いてその上から保温のためのアルミホイルを巻いて150℃で24時間加熱します.加熱した状態で一度家に帰るので翌日燃えてないか毎回少し不安になります.今回は東京電機大学で初めてのベーキングなのでさらに不安ですが,うまくいって超高真空ができればいよいよ実験のスタートです.

  • Shohei Ogura
  • 2021年10月15日

実験に使うサンプルを取り付けました.写真の真ん中のホームベースのような形をしたのが実験に使うサンプルです.大きさは タテ7 mm × ヨコ7 mm × 厚さ1 mm くらいですが表面をきれいに磨く料金も含めると30万円くらいするものです.加熱するための配線,温度を測定するための熱電対という線をサンプルに溶接しています.東京電機大学に異動してまず購入した装置がこのための溶接機です.かれこれ20年くらいこの溶接作業をしていますが,毎回うまくいくか緊張します.線が外れないか心配で溶接具合を確認するために触りすぎて外れたりします.このサンプルを入れて丸2日くらいかけて超高真空を準備して実験を行いますが,測定中に線が外れると修理して入れて真空をつくる作業にまた2日かかるので,溶接に失敗すると時間を無駄にします.今回用意した熱電対が少し太かったのでうまくいくか心配ではありますが,とりあえずこれで試してみるつもりです.

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