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Shohei Ogura

 新年度がスタートしました。東京電機大学に来て6年目です。今年度から所属が少し変わり、工学部 自然科学基礎系と教養教育センターとの兼務という形になります。教養教育センターは共通教育を担当する新たにできた部門で、それにあわせてこれまでの所属名の「自然科学系列」も「自然科学基礎系」と名前が変わりました。大学も存続のために時代にあわせて少しずつ変わっていく必要があり、そのための改編のようです。学則やカリキュラム、掲示、書類、名刺など多くの変更作業が必要ですが、その手間を上回る効果があるのだと思います。

 今年度は大学院生1名と卒研生2名が私の研究室に配属されました。学会発表や論文につながる成果がでることを期待しています。人数が増えて机が足らないので机を新しく購入する必要があります。そのついでにこれまでの机や椅子も新調して研究室の配置を変えようと思っています。事務に怒られないぎりぎりの価格のおしゃれな机と椅子の購入を計画しています。よい机や椅子は研究・教育の質にもつながり、それらを用いたおしゃれな研究室は学生を引きつけて入学者数の確保にもつながります。研究者は研究内容に加えて研究環境とその対外的な見た目にも気をつかうべきです。事務から高価過ぎると怒られたらそういった理由書をつけて購入する予定です。

 写真は年度末に怒涛のように注文した研究室グッズです。ひととおり作りたいグッズは作ったのでグッズブームは落ち着きました。研究室にいらっしゃった方に差し上げますので、グッズ目当てにぜひ遊びにきてください。

Shohei Ogura

 今年度のイベントはほぼ終わり、春休みのような生活を送っています。4月~7月と9月~1月は講義などで忙しいので、そのかわりに2~3月はのんびりと過ごしています。

 時間ができたので、誰にも頼まれていない研究室グッズの製作などを行っています。研究室グッズの製作は研究室主宰者の義務です。誰も使わないマグカップやボールペン、誰も着ないブルゾン、特に用途もないバッグなどの製作がはかどっています。研究室メンバーに使ってもらってもいいのですが、こちらから押しつけるとグッズハラスメントになる可能性があるので、さりげなく見えるように置いておいて食いつくのを待つスタイルをとっています。マグカップとボールペンとバッグは少し多めに作ったので、ゲストの方のプレゼントにしようかと思っています。欲しい方はご連絡ください。ブルゾンはとりあえず自分のだけ作ってみました。研究室公開などがあればメンバー全員分作って着てもいいのですが、そういう機会はあまりないので、作業着として使いたいと思っています。頼まれていないので当然ですが全部私費で作っています。東京電機大学は年4回賞与をいただけるので、家族の承認を得てそれを使わせてもらっています。

 来年度のための書類の作成依頼が来るようになり、来年度が近づいてきた感じがします。来年度は組織の改編があって所属が少し変わりますので、新たな気持ちで教育・研究に取り組んでいきたいと思っています。

Shohei Ogura

 今年度の研究・教育費をほぼ全部使い切りました。今年は科研費の1年目で比較的潤沢にお金を使わせていただきました。物価の上昇もあって予定していた備品を買うことができませんでしたが、別のものを購入して研究を進めることはできました。基盤(C)だとそろそろ欲しいものが買えなくなってきたので、次回は基盤(B)に申請しようかと思っています。ただ人手を確保できるかが不明なので、申請時の様子を見て決めたいと思います。

 また研究室のネームプレートを新しくしました。以前はカタカナのロゴのものを貼っていましたが、最近英語のロゴを使う機会が増えたので、こちらも英語のものに変えてみました。ちなみにこれは研究費では買えないので私費で購入しています。マグネットになっていてそれなりの価格はしました。よくある研究室メンバーの在室状況の掲示板なども作って貼りたいところですが、どこで作ってもらえるかよくわからないし、ドアはすっきりさせておきたいのでこれだけにしています。

 3月10日に東京電機大学の博士課程である先端科学技術研究科のイベントで、博士を目指す学生に向けて博士をとった経緯などの話をすることになりました。私は特殊なルートを通ってきたので参考になるかはわかりませんが、誰かの何かのきっかけなるような話ができればと思っています。

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