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Shohei Ogura

卒研の実験をスタートしました。まずは実験手法を身につけて、一人で実験できるようになるための練習をしています。真空引き、液体窒素の供給、試料の加熱、ガスの導入、スパッタリングによる試料表面の清浄化、昇温脱離スペクトルの測定などの練習をしてきました。あとは赤外吸収分光の測定ができれば卒研に必要は手法は一通りマスターできることになります。最初は表面の清浄化に時間がかかるかと思っていましたが、わりと早い段階で写真のようなきれいな昇温脱離スペクトルも測定できました。すでに新しいデータもとれているので、卒研では条件を整えたよいデータが取れることを期待しています。

Shohei Ogura

新年度が始まりました。毎年同じタイトルの記事を公開していてまぎらわしいので年度を入れておきました。講義は3週目に入り履修者が確定し、ほぼ例年通りの人数となりました。今年度は基礎物理学の標準クラスと基礎クラスを例年より多い各2クラスずつ担当しており、違うクラスの違う回の講義をしてしまいそうなので、間違えないように慎重に準備しています。

 卒研は今年度2名が配属され、真空装置が1つしかないので交代で使いながらの研究となります。科研費をいただけたので早速新しい部品を注文しようとしています。論文にできるような結果が得られることを期待しています。

 また講義の合間にいままで行ったことがなかった写真のルーフガーデンに行ってみました。図書館や体育館など大学内でまだ行ったことがないところが多いので、今年度は勇気を出していろんなところに行ってみようと思っています。

Shohei Ogura

今年度の業務が終了したので来年度に向けての作業をしています。まずはWebサイトを来年度用の内容に更新し、さらにヘッダー画像も新しいものにしました。これまで3年以上謎の窓の画像でしたが、ようやく研究室らしい画像になりました。表面の研究をしている研究室のWebサイトでは、ビー玉のような輝いた原子が並んだ3次元的な美しい画像をヘッダーにしているのをよく見ますが、こちらはアイデアも技術も時間もお金もないので研究室の様子がよくわかる写真を並べたものにしてみました。今後こんな感じのヘッダーが欲しいというイメージが固まったら、知り合いのイラストレーターがいるので制作をお願いしてみようかと思っています。

 来年度前期の講義は今年度と担当科目が同じなので準備はそれほど大変ではありませんが、今年度うまく説明できなかった部分のスライドをいくつか手直ししています。また8月に行われる日本表面真空学会主催の真空夏季大学の講師を頼まれたので、内容を勉強しなおして資料も少しずつ作っています。講師料をいただけるのでその金額に見合った労力で準備するのがプロかとも思うのですが、引き受けたからには多くの人にわかってもらえる内容にしたいので、時間をかけて準備しようと思っています。真空夏季大学は真空の専門家になれるくらいの内容を一気に学べるイベントですので、真空関係の研究・仕事をされている方はぜひ受講していただければと思います。申込締切は2024年7月16日で申込みページは2024年4月上旬に https://www.jvss.jp/jpn/activities/16/index.php に開設予定だそうです。

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